先日の学習発表会では,多くの保護者や地域の皆様にご来校いただき,子供たちの発表にあたたかい応援を賜りましたことに感謝申し上げます。 当日は父の葬儀等のため欠席をいたしましたこと,大変申し訳なく心からお詫び申し上げます。ただ,児童公開で全ての子供たちの演技を見ることができ,その努力を賞賛することができたことについては,本当にうれしく,良かったなと思っております。 5年生の発表に谷川俊太郎の「生きる」の朗読や「アンパンマンのマーチ」の合唱がありました。その時の個人的な状況もあってそのテーマが胸に刺さり,心が強く動かされました。やなせたかしは「生きている」ことの賛歌である「手のひらを太陽に」の作詞者でもあります。子供たちには「泣きそうになった」と正直に話しました。 谷川俊太郎の逝去というニュースがあり,喪失感の中で「生きる」を読み返し,さらに心を打たれました。ウェブページで勝手に詩を引用するわけにはいかないので,具体的に書けないのがもどかしいのですが,ことばがこれほど実感を持って迫ってきたのは私にとってもまれな経験であったと思います。 本校の図書事務が,図書室に谷川俊太郎の追悼コーナーを設置してくれたことを知り,とてもうれしく思いました。 谷川俊太郎の様々な本があるので,たくさんの子供たちに読んでほしいと願っています。